若い女性に増えている性感染症

性行為でうつる病気のことを性感染症(STD)といいます。若い世代の性に対する意識が開放的になっていることや、性行為が多様化していることなどの影響もあり、最近では性感染症のリスクや、若い世代の感染率が高くなってきています。

性感染症とは?

現代の医学ではさまざまな病気を特定し、治療することが出来るようになりました。
その際にはそれぞれの病気を種類によって分類することとなるのですが、その分類の一つとなっているのが性感染症です。
性感染症は俗に性病とも呼ばれるようになっているのですが、それではこれはどういった病気なのでしょうか。
まず分類についてですが、これは「性的接触によって感染が拡大する病気」というようにされています。
過去の法律においては性感染症という概念がなく、梅毒、淋病、鼠径リンパ肉芽腫、軟性下疳の四種類が性病として性病予防法という法律で指定されていました。
ですが現代においてそれらの病気は感染症法と統合されたため、これら四つが性病として特定されているわけではないということには注意が必要です。
つまり性的接触、例えば通常の膣への挿入による性行為やオーラルセックス、またアナルセックスなどによって感染が広まるのであれば、それは他の病気として指定されていない限り性感染症であるということになるのです。
では次に実際にどういった病気が性感染症として指定されているのかということについてですが、まず代表的な物となるのがエイズです。
ヒト免疫不全ウイルスに感染することによって引き起こされるこの病気は、母子感染などでも広まりますが、主な感染経路となるのは性的接触です。
特に避妊を行わなかった性行為などでの感染率は非常に高くなりますから、これは性感染症の代表的な例であると言えます。
またこの他の性感染症を上げるのであれば、先ほどの梅毒や淋病といったようなものも性感染症に含まれますし、性器クラミジアや性器ヘルペスといったようなものも、やはり性感染症と言うことになります。
さて、ここまでで性感染症とは何かということを説明しましたが、次にこれに感染するのを防ぐにはどうすれば良いのかということについてです。
この予防と言うところにおいては主にコンドームを用いた避妊をすることと、定期検査を受けることの二つが挙げられます。
コンドームの着用で全ての性感染症が防げるわけではありませんが、それでもコンドームを着用した場合とそうでなかった場合には大きな違いがあります。
そのため妊娠を望む性行為以外では基本的にコンドームを着用し、そしてコンドームで防げない性感染症に関しては、定期的に検査を受けて感染していないかどうかを確認することが必要になるのです。
特に性感染症は気付かないまま性行為をすると、性行為に至った相手全員に対して感染リスクを与えることになりますから、性行為を行ったことがある人は一度、検診を受けてみることをお勧めします。